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瞬間脱ハロゲン化反応による有害物質処理

概 要

各地で深刻な環境汚染を引き起こしている化学物質にフロンやテフロン等の有機フッ素化合物ならびにポリ塩化ビフェニル(PCB)、テトラクロロエチレン(PCE)、トリクロロエチレン(TCE)等の塩素系有機化合物等があげられます。また、過去に大量に生産・使用された有機塩素系農薬の無害化分解処理が急がれています。さらに、ダイオキシンは燃焼過程で非意図的に副次的に合成される化学物質でありますが、その高い毒性から人への健康への安全性に対する大きな社会問題を引き起こしています。
弊社は、これらの超難分解性有害物質を対象とし、常温常圧で、化学的瞬間脱ハロゲン化反応(水素化アルミニウムリチウム/超音波処理法ー共同研究者による日本および米国特許出願中)と脱ハロゲン化産物の微生物処理を組み合わせた省エネルギー型無害化処理システムの開発を、九州大学大学院、(株)テラダ総研、(独)産業総合技術研究所と共同で行いました。

詳 細

本研究では以下の結果が得られました。
水素化アルミニウムリチウム/超音波処理法の結果
・フロン(フロン12、CFC-113aなど)、テフロン混合物→1分間の反応でほぼ100 %の分解。
・PCB(KC400)→4〜6塩化物は完全に分解され、わずかに1〜3塩化物が残り、ほとんどがビフェニルに変換。
・ダイオキシン(2,3,7,8-TeCDD、2,3,7,8-TeCDFなど)→1分間の処理で100%分解。 ・r-BHC、PCP、DDT→1分間の処理で脱塩素化が認められました。
微生物処理の結果
・PCB混合物であるKC400を化学処理して生じた低塩素化PCBはビフェニル資化/PCB分解菌を用いて完全分解しました。また、これらの細菌は、DDTを化学処理して得られた低塩素化DDTの分解も可能でした。

常温瞬間脱ハロゲン化反応を活用した有害物質処理システムの開発

実 績

平成13-14年度:常温瞬間脱ハロゲン化反応を利用した有害物質処理システムの開発(九州経済産業局)

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